
ドラフト注目の星槎道都大学の滝田一希(さわだかずき)さん。
力強いピッチングには、7人家族という大きな支えがありました。
しかし、幼いころから家族を支えてきた母親を心筋梗塞で突然亡くすという悲しみに見舞われました。
滝田一希さんは地元の日本ハムファイターズにドラフトで選ばれる可能性が話題になっています。
詳しく追っていきたいと思います。
滝田一希は7人家族
滝田一希さんは、北海道黒松内町で育ちました。
幼少期は、6人兄弟の中の5番目として、賑やかな家庭環境の中で過ごしました。
家族を支え続けたのは、母の美智子さん。
6歳の頃、両親が離婚し、母の美智子さんが子どもたちを支えるために日々奮闘することになりました。
朝の5時から深夜1時まで、休むことなく複数の仕事を掛け持ちしました。
「そんな母の背中を見て育ったのに、私はやんちゃで手を焼かせた」と澤田一希さんは振り返ります。
母・美智子さんは、家族を支えるため、多くの困難と向き合いながらも、子供たちを一人で育て上げました。
2人の兄の影響で澤田一希さんは、小学3年生のとき野球を始めました。
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滝田一希の母は心筋梗塞で死去
1人で家族を絶えず支え続けた美智子さんの急逝は、滝田一希さんにとって、人生の大きな転機となりました。
2022年5月6日、澤田一希さんは母が急性心筋梗塞で亡くなったという悲報を受け取ります。
53歳という若さでした。
滝田一希さんは、母が急病で亡くなった際の衝撃を語ります。
「母が倒れた時、深い心配と共に、どこかでまた笑い合えると思っていました。しかし、病院での現実は信じられず、涙が溢れました」と振り返っています。
その悲しみにより、「野球をやめようか」と考えるほど迷いましたが、家族の支えと母の愛を感じ、野球を続ける決意を固めました。
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滝田一希の高校は寿都高校
引用:https://4years.asahi.com/article/14966245
高校時代、滝田一希さんは地元にある寿都高校に通っていました。
母・美智子さんの母校でもあり、自宅からは約30分の距離に位置していました。
野球部の部員はわずか10人ほどという小さなチームでした。
滝田一希さんもキャプテンとしてチームを牽引しましたが、高校3年間での全道大会出場は叶いませんでした。
投打での活躍が星槎道都大学の監督の目に留まり、寿都高校卒業後、星槎道都大学に進学します。
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星槎道都大学に入学
高校を卒業した後、星槎道都大学への道を選んだ滝田一希さんでしたが、実はその当時、就職を真剣に考えていたそうです。
18歳で地元を離れ、新たな挑戦の場へ飛び込んだ一希さんは、100人を超える部員たちがいる大学の野球チームで、基礎から体を作り、技術を磨き始めました。
星槎道都大学の二宮至監督は、澤田一希さんのポテンシャルを見抜いた人物です。
そして、大学3年生の春、長い努力が実を結び、リーグ戦の開幕投手のマウンドを掴みました。
監督からは、更なる高みを目指すよう励まされ、プロの道を真剣に考えるようになります。
監督には、
「プロを目指せ。そして、プロになったら、お母さんのために立派な墓を建てろ」
と言われたと澤田一希さんは語ります。
その言葉を胸に、母の想いを引き継ぎ、野球を続ける決意をしました。
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滝田一希ドラフトで日ハムか?
滝田一希さんは、153キロを超える迫力のストレートと鋭いチェンジアップを持つピッチャーです。
彼は高校時代から野球の才能を見せていましたが、星槎道都大学への入学がきっかけで、その能力はさらに磨かれました。
滝田一希さんの地元である北海道の日本ハムファイターズからのドラフト指名が期待されています。
滝田一希さんのこれからの動きが、地元のみならず全国の野球ファンの注目を集めています。
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滝田一希プロフィール
【名前】滝田一希(さわだかずき)
【生年月日】 2001年12月28日
【出身】北海道黒松内町
【身長】183cm
【体重】77kg
【血液型】A型
【学歴】
黒松内小学校 野球開始
黒松内中学校 軟式野球
寿都高校学校 地区予選1回戦敗退
星槎道都大学
【50メートル走: 6秒1
【遠投】100メートル
【投打】左投げ左打ち
【趣味】野球観戦
【好きな食べ物】オムライス
【好きな女優】森七菜
【家族】姉2人、兄2人、弟1人
運命のドラフトがもうすぐ始まります。
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