
阪神タイガースからドラフト2位で指名されたのは、徳島インディゴソックスの椎葉剛(しいばつよし)さん。
最速159キロの直球を持つ注目の投手です。
大阪府堺市出身の椎葉剛さんにとって、阪神タイガースは子どもの頃から身近な存在だったはず。
椎葉剛さんはどのように野球人生を歩んできたのでしょうか。
一緒に振り返っていきましょう。
椎葉剛は大阪出身・プロフィール

【名前】椎葉剛(しいばつよし)
【生年月日】2002年03月18日
【出身】大阪府堺市
【身長】182cm
【体重】85kg
【経歴】
富田林ボーイズ
島原中央高校
ミキハウス
徳島インディゴソックス
【投/打】右/右
島原中央高校
椎葉剛さんが通っていたのは長崎県にある島原中央高校です。
高校3年間は甲子園の舞台とは縁遠い日々を過ごしました。
本職は投手ですが、チームの事情で捕手としてプレイしていたそうです。
ミキハウス
高校卒業後、椎葉剛さんはミキハウスに入団しましたが、壁に当たります。
新人の春、待望の公式戦デビューを果たしましたが1死も取れずに、 打ち込まれてしまいます。
登板はその1試合のみでした。
その後3年間、成績を残すことなく契約終了となり、戦力外通告を受けました。
徳島インディゴソックス
2023年の春、野球から一度は離れた椎葉剛さんですが、ミキハウス退団して数日で体中にこみ上げるものを感じました。
それは、中途半端な結果に終わった自分の野球人生への不完全燃焼、そして「やっぱり悔しい。プロに行きたい。見返したい」という熱い思いでした。
その後、椎葉剛さんは徳島で開催されたトライアウトに参加します。
そこでの椎葉さんの速球は、かつてのMAXよりも遅い142キロに留まっていました。
しかし、彼の中の熱意と諦めない強い心でトライアウトに見事合格。
これが、椎葉剛さんに再びプロ野球選手としての道を歩む機会を与えたのです。
阪神ドラフト2位指名は椎葉剛🐯
徳島インディゴソックスの右腕。
最速159キロで目標は藤川球児、大阪府堺市出身。リリーフ即戦力として期待されます。コントロールが課題ですがストレートは素晴らしいです。
pic.twitter.com/WcNdW0qOgE— アキヒロン (@akihiron00) October 26, 2023
2023年、徳島に移籍した椎葉剛さんは、まさに輝きを放つ一年目を過ごしました。
わずか21歳にしてセットアッパーとして急浮上し、チームの完全優勝に大きく貢献。
最速159キロを誇る圧巻の直球と、キレのあるスライダーは多くのバッターを手玉に取り、見事リーグトップの奪三振率11.77を記録しました。
制球力については課題が残るものの、スタミナに関しては非の打ち所がないパフォーマンスを披露しています。
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椎葉剛はドラフト2位で阪神指名
ドラフト、徳島のイベント会場ではなんと‼️
徳島インディゴソックス、椎葉剛選手🤩✨
阪神タイガースから2位指名で会場から大大大歓声🎊
おめでとうございます✨✨
(ご家族、大喜びしてます) pic.twitter.com/bKD7LZJX0d— namacomedia🌎徳島 (@namacomedia) October 26, 2023
椎葉剛さんは阪神タイガースからの指名に大きな喜びを感じています。
プロへの夢を追い続け、数々の困難を乗り越えてきた椎葉剛さんにとって、この指名は新たなスタートラインに立つ、重要な節目です。
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【動画】椎葉剛の最速は159キロ
ストレート最速 159キロ
ストレート 150~157キロ
カーブ 118~123キロ
スライダー 128~130キロ
フォーク 135~140キロ
椎葉剛さんが徳島インディゴソックスに入団した時、最速148キロの直球を投げる若手投手でした。
しかし、わずか1年でなんと最高球速を11キロも引き上げ、驚異的な成長力を見せつけました。
この飛躍の背景には、ウエートトレーニングの導入がありました。
体重が半年で6キロも増加し、その変化は体の見た目にも明らかでした。
元プロでNPB指導歴も長い岡本哲司監督の指導のもと、「全てがはまった」と椎葉さんは語っています。
その成果は明らかで、春に150キロを超え、夏前には157キロを記録しました。
そして、遂に最速159キロを叩き出し、その圧倒的なポテンシャルを存分に発揮したのです。
驚くべき速さで成長を遂げている椎葉剛さんの、阪神タイガースでの更なる飛躍が今から非常に楽しみです。
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