
2023年現在、全国でカメムシが大量発生しています。
今まで見かける事はあまりありませんでしたが、いたるところで見かけるようになりました。
なぜカメムシが大量発生したのか?原因
大量発生ががいつまで続くのか
特に都心部(大阪・兵庫)が多い理由
カメムシの対策方法を紹介します。
目次
【2023】カメムシが大量発生
カメムシが全国的に大量発生しています。
めったに見かけることがなかったカメムシが今では自宅や街中で見かけるようになりました。
和歌山では今年9月のカメムシの捕獲量が去年の約30以上に増えたニュースもあります。
カメムシ用の殺虫剤も、去年の約15倍の売り上げだそう。
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なぜカメムシ大量発生の原因
カメムシの餌が多い
ツヤアオカメムシは夏に山のスギやヒノキの実を吸って繁殖します。
増えた成虫は、9月中下旬以降の秋になると、山からいろんな方向に向かって分散します。夏に山で繁殖する際の餌となるスギやヒノキの実が多かったのではないかと思われますが、それ以外の要因についてはわかりません。
引用:https://itami-cs.or.jp/blog/2336/
カメムシの餌はスギやヒノキの実です。
スギやヒノキは日当たりの良い場所を好みます。
今年の夏は天気が良い日が多く、例年より実が成長したのかもしれません。
カメムシの産卵時期
カメムシは、5月下旬から8月にかけて産卵します。
卵は約1週間から2週間ほどで孵化します。
この卵から孵化したしたカメムシが、現在大量発生しています。
9月になると成虫になったカメムシが晴れた日を選び、冬を越す場所を求めて移動します。
これが大量発生した原因です。
雨が少なく晴れた日が多い
カメムシは日当たりの良い場所が好きなので、マンションのベランダは最適の環境です。
今年は雨が少なく晴れの日が多かったので、卵が大量に植え付けられた可能性があります。
またカメムシは白い色を好む傾向があります。
べランダに干している白いシャツやシーツには卵が付着している可能性あるので取り込む際は注意しましょう。
もし見つけたらガムテープで取りましょう。
いつまでカメムシ大量発生が続くのか?
カメムシの大量発生は11月いっぱいまで続くと推測されます。
現在大量発生しているカメムシは、冬を越せる暖かい場所を探している状態です。
気温が15度を下回ると動きが鈍くなり冬眠の準備を始めます。
気温が10度を下回るとあまり見かけなくなります。
気温が下がるのを待つしかなさそうですね。
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カメムシが大量発生は、大阪兵庫が中心
大阪や兵庫などの都心部で大量発生していると言われるのは、カメムシの光に集まってくる習性が原因です。
山から明るい都心部に飛んできた可能性があります。
大阪や兵庫は明るいと言う理由だけでなく、人通りが多く人目につくので大きな話題となったのかもしれません。
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カメムシの対策法
光が漏れないようにする・暗くする
カメムシは光に集まる習性があります。
照明や街頭に集まってくるので、家周辺の明かりを消したり暗くすることで集まりにくくなります。
窓の隙間を塞ぐ
カメムシは僅かな隙間でも入り込んでくるので、網戸とサッシの間に隙間などがあればテープなので塞ぎましょう。
瞬間冷却スプレーを使う
瞬間冷却スプレーで凍らせるのもオススメです。
対策としてまず浮かぶのが殺虫剤ですが、噴射した時にカメムシは身を守るため 強烈な匂いを発します。
この匂いで体を守りあまり効果がない場合があります。
瞬間冷却スプレーだと匂いを発する前に凍らせることができます。
ハッカ油をスプレーボトルに入れて網戸や窓に服かけるのも効果的です。
カメムシは強烈な匂いを出すことで知られていますが、刺激しなければ大丈夫です。
もし自宅で見つけても新聞紙などで外に出しましょう。
今年は雪虫も大量発生しているようです。
気になる方はこちらからどうぞ!
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